インスリン|西宮市のあずま糖尿病内科クリニック


インスリンは血糖値を調整するホルモンです。 生体に必要不可欠なエネルギー源であるブドウ糖は、食物から摂取されます。そして、食事によって血糖値が過剰に上がると、インスリンというホルモンが膵臓のランゲルハンス島β細胞から分泌されます。 インスリンは、血糖値を下げるホルモンですが、ブドウ糖を破壊して血糖値を下げているわけではなく、インスリンには、血液中のブドウ糖を細胞内に送り込む働きがあり、その結果として血糖値が下がります。 インスリンによってブドウ糖が主に脳や肝臓、筋肉、脂肪組織へと送り込まれます。その細胞に入ったブドウ糖が、細胞を動かずエネルギー源として使われたり、脂肪やグリコーゲンに変換されて貯蓄エネルギーとして蓄えられるのです。

インスリンには、食事をとるごとに出るインスリンと食事に関係なく出ているインスリンの2種類があり、それぞれ不足している分を注射で補うことができます。
1型糖尿病の方は、インスリンを作っている膵臓の機能障害により体内のインスリンが完全に不足するためインスリン注射が欠かせません。
一方、2型糖尿病の方は、インスリンが膵臓から出にくくなったり、血糖値の上昇が抑えることができなくなり、インスリン注射が必要になりますが、症状によって必要な場合とそうでない場合があります。

< 健康な方のインスリンの出方 >

 

インスリン製剤は大きく3つの種類に分けられます。
当院では、2型糖尿病の場合は、基本的に1回/日のみでいい基礎インスリンしか使用しません。
インスリンは3回/日以上用いて治療(インスリン強化療法)することで確実に血糖が低下するといわれています。
ただ、わたくしは2011年頃より、追加インスリンを使用する代わりに、食前薬(α-GI、グリニド)を用いる治療法を積極的に採用しています。
つまり、食前薬で食後血糖を制御し、基礎インスリンで空腹時血糖を制御する治療法です。
⇒詳細はこちら