糖尿病治療の実際|西宮市のあずま糖尿病内科クリニック

糖尿病治療の実際

糖尿病の治療のなかで最も重要なのは、薬剤や治療法の選択ではなく、患者さん自身が糖尿病という病気を理解し、怖い合併症が進行しないための生活習慣(食事運動療法)を患者さんと患者さんのご家族が理解することだと痛感しています。
当院では、患者さん自身が糖尿病と向き合い治療へのモチベーションを引出し、維持することで結果を出すことが重要だと考えており、以下のような取組みを行っています。

初診時の患者さんへの説明について

当院では、初診時の患者さんへの診断や今後の治療についての説明を大変重要視しています。
一般的な糖尿病の病気の説明や治療方法をお伝えすることだけでなく、患者さんがご自身で病気に対する原因と結果を考えていけるように、血糖値をリアルな数値に変えて、わかりやすく誰でも治療を続けていけるように工夫をしながらお伝えいたします。治療にはモチベーションの維持が大変重要です。
また、食事療法や運動療法、間食が血糖を悪化させる理由や当院で採用している薬剤の詳しい説明を行います。

良好な血糖管理を実現させるために

 

当院では、SMBG(自己血糖測定)を行い患者さんご自身で血糖値を管理しながら、インスリンを使用している患者さんについては、インスリンの単位数を患者さんご自身に決めてもらっています。(Self Titration=自己調整)

BOTの場合、インスリンは1日1回打ちというシンプルな特性があるため自己管理が可能です。朝空腹時血糖をみることで、必要基礎インスリンの単位を決めていただきます。細かく単位数を変更し、患者さんご自身が血糖を感じることで、低血糖の予防とモチベーションの維持につながります。


また、毎日の血糖値とインスリンの単位数を記入したSMBGノートを外来時にチェックいたします。





当院では、インスリン療法からの卒業(離脱)を目指しており、開院以来1年2か月で23名の患者さんがインスリン離脱を達成しております。
今回、インスリン離脱の実際を動画にまとめましたので是非ご覧ください。

糖尿病治療の流れ


① 問診表を記入
まずは問診票に記入していただいた上で、看護師から問診をさせていただきます。 患者様が現在どのような状況で来院されたのか、現在までの治療歴などをお伺いします。


② 必要な検査を実施
糖尿病の患者様に関しては、初回に必要と思われる検査(尿糖・血糖値・1,5AG・HbA1c・高脂血症(中性脂肪、LDLコレステロール、 HDLコレステロール)・肝機能・腎機能・身長・体重など)を行います。


③ 看護師、管理栄養士による食事療法や運動療法など生活指導の説明
当院では、治療に直結するような、血液検査を院内で行っており、結果が出るまでの時間を利用して、 スタッフにて、糖尿病の食事療法や運動療法について詳しく指導いたします。患者様お一人お一人にあわせた療養指導を行います。


④ 医師による診察
検査結果をもとに、診察をいたします。 糖尿病の患者様については、血糖値の自己管理の方法や食事療法、運動療法について、お薬の詳しい説明など当院での治療方法のポイントをわかりやすくご説明いたします。


⑤ 定期的な通院
月1回をベースに通院していただきSMBGノートを確認し、血糖のコントロール状態をチェックいたします。 SMBGノートは、外来日前の2日間は、朝・昼・晩・就寝前の6~7回の血糖値をつけていただきます。